魂に触れる歌声
『声の会』に参加してきました。
講師の近藤先生は、とても魅力的な方です。
その人らしさが最高に発揮されたときに『国際規格!』
そんな風におっしゃいます。
今日のテーマは『歌う事で自分の思いを表現する』こと。
上手に歌うことではなく、本当に心でその歌詞を感じて
それを声にして歌うということでした。
最後の課題曲は『アメージンググレース』でした。
私の父は、2月に亡くなったのですが
クリスチャンでしたので、沢山の賛美歌を歌った
お通夜になりました。
そのお通夜に音楽牧師のレニー先生が、英語で
『アメージンググレース』を歌ってくださったのですが
その唄を、父のお通夜以来初めて歌いました。
お通夜も告別式も、人前では泣く事はなかったのに、
歌が始まったとたん、涙が止まらなくなりました。
2度目に近藤先生が『輪になって近づいて歌いましょう』…と
おっしゃって、肩が触れ合う位の場所で歌いました。
それぞれのメンバーが、自分自身とつながって歌っているのに、
それが『自分/個人』を越えて、大きな魂の癒しになり、
私の心の静かな場所、神聖なクリスタルクリアの場所に留まりました。
今日の参加者のほとんどはコーチです。
目の前にいる人と、『共にいる』ことで
その人が自分の感情を味わうことに対して
コミットして、真摯な気持ちで毎日を生きている…
そんな人たちだからこそ、私の魂にまでまっすぐに
届いたのだ…と思います。
私の中の大きなエネルギーが動いた瞬間でした。
生きているというのは、感情を味わうこと。
エネルギーの動きをただ感じる事。
そんな素晴らしい体験をした時間でした。
私自身も、自分がコーチという仕事をすることで
人に何を差し出せるのか…という熟考のきっかけに
なりました。
生きているって、凄いことです!
今日の1枚。
近藤先生に、
『歌をもっと自由に歌う為に何かアドバイスを
頂けませんか?』と聞きました。
『フルートを吹いてみたら?』とのこと。
私は高校生のときに、フルートを習っていました。
今、手元に何十年も吹いていないフルートがあるのです。
フルートのメンテナンスをして、また始めようと思います。
上手になってこの写真のような緑の多い場所で、のんびりと
『タイスの瞑想曲』を吹いてみたいと思います。
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