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『働いた犬たち』

夫の購読している(笑)日経新聞の日曜版に、
『THE NIKKEI MAGAZINE』という小冊子が毎月1回挟み込まれています。

今月は、盲導犬を引退したラブラドールが微笑んでいる写真が表紙です。
静岡県富士宮市にオープンした『日本盲導犬総合センター』で暮らしています。

見た瞬間に、『ウヮ!』…となって、涙がポロポロ。
もし(犬に笑顔があるとしたら)本当に満ち足りた素晴らしい笑顔なんですよ!

記事によると…
『じっと待つことができる、無駄吠えをしない、人と一緒に仕事をするのが好き。
…中略…激務の仕事で、神経をすり減らした。ついこう想像してしまうが、
彼らは仕事を楽しみ、ユーザーと常に一緒、寂しさも感じないとされる。
その証拠に寿命は14~15歳とペットよりも長い。』

もちろん病気の犬もいるそうですが、みんな表情が柔和なのだそうです。

年を取って仕事を引退してから、こんな笑顔で暮らす事ができたら、いいなぁ~!

私はじっと待つのが苦手だし、すぐにブツブツ文句を言うし、
マイペースで仕事をしているからなぁ~ 無理かなぁ!?(苦笑) 

そんなことを考えているうちに、こんなことを思い出しました。

昔々、若い頃、『いつ結婚できますか?』と先生に伺ったことがあります。
そのときの答えは、『Wait till it happens !』でした。

『それが起こるまで待ちなさい!』…にっこり微笑んで2回繰り返しました。

先生の言葉は、いつも謎謎のようで、たくさんの熟考を必要とします。

その時に言われた『待つ…』という受身な感じが、
私にはちょっと物足りなかったのを覚えています。

けれども、今思えば、『待つという行為』は本当に力が必要な強いことでした。

そして事が起こるときに、待っていなければ叶う事がないということ…

どんな風に待つのか、どんな想いで、どんな決意をもって…
本当に深い意味があります。

私はこの微笑んでいるラブラドールが、私に何かを伝えてくれているように
感じます。深いところで、私を揺り動かすメッセージは一体何でしょう?

額にいれて、書斎の壁に飾ろうと思います。
私の内側から言葉が出てくるのを、辛抱強く『待とう』…と思います。

今日の1枚。
070714 昨夜突然、夫がお料理を作ってくれました。

地域の団塊世代の集まりに、時々参加しているのですが、
最近はお料理教室をしているようです。

そこで習った、アサリの酒蒸し(白ワインで…)と、きゅうりのじゃこあえです。

単身赴任をしていたこともあるから、やれば出来る!…と威張ってましたが
結婚して初めてお料理を作ってくれて、本当にうれしかったです。

味ですか? もちろん、美味しかったですよ!

これからも、期待していま~す!(笑)

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