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身体が語る言葉

駅で電車待ちの列に並んでいるときに、急に横から割り込まれたりすると、
無意識に、それも瞬間的に、呼吸の流れがとどこおるような感じが
することがあります。

その瞬間に、身体がピリリと軽く痺れるように痛む感じがあります。
『自分』というエゴのバリアが侵された痛みなのかもしれません。

自分の身体に意識を向けていると、言葉にする前に
身体の内側や皮膚感覚が何かしら反応していることに、気付いて
驚くことが良くあります。

最近、私が一番良く感じるのは、『腑に落ちる/腑に落ちない』ということ。
『腑に落ちない』というのは、つまり納得がいかない…ということです。(笑)

ご存知のように『腑』というのは『はらわた』のこと。
昔の人は、『腑』に心や考えが宿ると思っていたのだそうです。
もうひとつ…『はらわた』とは大腸をさすのだそうです。
そういえば、胸がつかえる…というのも同じ感じですね。
胃から下に落ちていかない感じですね。

『身体の感じはどうか!?』と味わいながら見ていくと
自分がどういう感情を持っているのかを、ピッタリ表現できることが
良くあります。

子供の頃、私は泣いているか笑っているか…という、とても単純な性格だったそうです。
自分の気持ちを理解してもらうより、ただ感情を味わうっていう感じですかね?!

母は、私がすぐに泣く事に対して『ヤレヤレ!』と思っていたようで、
『ちゃんと話さないと分かりません。』と言われ続けてました。
それが今トラウマになっているような感じもします(笑)

まずは、自分の身体がどんな感じなのかを体験することが、すごく大事です。
感情を味わうことが苦手な人は、本当にヨガで味わうことをお奨めします。

今日の1枚。
070717img_0946 『ちょび』に続いて妹のところにやってきた『銀ちゃん』。

妹のご主人が、さっそく写真を送ってくれました。

まだ2ヶ月くらいだそうで、人なつっこい猫なのだそうです。

前からいた『ちょび』は、銀ちゃんが来て少々神経質になったとか。

『猫にもいろんな性格があるんだよぉ!』…と妹が言ってました。

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