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何故生きているのでしょうか?

『私達は何故生きているのでしょうか?』という質問に対して
『To experience supreme bliss 』 『至高なるblissを体験するため』と
私のヨガの先生の先生は即答しています。

bliss は、サンスクリット語では、ANANDA(アーナンダ) と言います。

bliss の英語の翻訳を載せてみますね。

bliss とは、無上の喜び、至福、この上ない喜びのこと。

私が何故ヨガを教えているのかというと、
参加者の方たちとblissの体験を共有したいから…。

生徒さんの体験が、私自身の体験を呼び起こすからです。

お金持ちになったり、最高の食事をしたり、良い家に住んだり…
もちろんそういうことも幸福なことですが
bliss の体験は、外から与えられるようなものではなくて
内的な体験、内側で感じられる喜びです。

今まで、かたくなだった肩がふんわりと伸びた瞬間。
エネルギーが身体全体に流れて、ポーズの間に
身体が大きくなったと感じられる瞬間。
腰がす~っと伸びて前屈が楽にできた瞬間。

その瞬間に生徒さんの顔が輝き、何かがひらめきます。

瞑想しているうちに、自分の小さいエゴが消えて
自分と他者との境目が無いくらいに広がって
自分が広く大きく感じられたとき。

瞑想のあとで、生徒さんは子供のような表情を浮かべます。

なんだ! そんな事で…と思われる方もいらっしゃるかも
しれませんけれど…。 

そうなんです! 

そんなことの積み重ねが、生きている意味を教えてくれるのです。

私にとってbliss というのは、
生きていて本当に嬉しい…生きていて良かった!…という体験です。

やっかいなことに、頑固に自分のやり方に固執している限り
なかなかそのblissを味わうことができません。

隣の人の成長をうらやんだり、
自分の頑固さを指摘されたときに素直に認められないときには、
blissはさっさと逃げていきます。

その事を、何十年もかかって、学び続けています。
気がつくと、同じことの繰り返しです。

けれども、先生は学び続ける弟子に対して、本当に寛容です。
何度失敗しても、許し続けてくださいます。

私は自分の頑固さにガッカリしながらも、
子供のような素直な心で先生の弟子になりたいと思います。

本当に良い弟子になれた人だけが、人に教えられる…と
私の先生は繰り返し繰り返しおっしゃいます。

私は先生になる為の修行をしているのではなくて
良い弟子になる為の修行を続けなければ…と思います。

先生が教えてくださったことが私のコアになるまで、
何年かかっても、真っ直ぐ進んで行こうと思います。

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