あえて説明しないこと
先日から、熟考していることがあります。
なかなかブログが書けなかったのもそのせいです!(笑)
きっかけは、ヨガ仲間の友人のひとこと。
『PAVIちゃんは、説明しない方が本当のPAVIちゃんでいられると思うよ!』
う~ん! なかなか深い言葉でした。
幼稚園時代の私は、自分を表現するのは(今もお元気な先生によると)
『泣くことと笑うこと』だけだったらしいです。
小さい頃は
周りの人たちが話す事が分からない事が良くありました。
私の言う事も、なかなか分かってもらえないことがありました。
自分の感覚を言葉で説明するのが、とても苦手でした。
父は、私のその一風変わったところを、大切にしてくれましたが
母は、これでは社会に適応できないと思ったのか、
『泣いてばかりいないで、ちゃんと説明しなさい!』と良く言いました。
友達が間違って私にボールをぶつけた…という時にも
『痛いといって泣くのは我慢して、お友達の気持ちを考えなさい!』
…とかね。
(忘れないでいるなんて、母の事を本当にひどいと思ったんだなぁ~!)
けれども、母のしつけのおかげで、理論的武装をすることが
大切だし、自分をトレーニングしなければと思うようになっていきました。
実際のところ、
系統的に筋道をたてて、すぐに説明するのは、今でも苦手です。
そんな私が秘書を長い間やっていたなんて、本当に変ですけど、
頑張って生きていたんだ…と思います。
私は家で夫といるときは、物事をほとんど説明しません。
『お前のいうことはちっとも理屈が通らない』と言われても
感覚だけで話っぱなしで、平気でニコニコしていられます。
夫にとっての私の第一印象は、髪の毛がオレンジ色だし
他の人とは随分変わっているなぁ~…だったそうです。
話す事も、へんだなぁ~…と思ったそうです。
でも、私の明るい天真爛漫なところが良いと思ったそうです(笑)
今の自分のゴールは『赤ちゃんのような人』です。
3歳くらいの写真で、
本当に心から笑っている写真をみつけたので
手帳にはさんでいます。
今まで長い間、理解してもらうことが愛されることだ…って
思ってきましたが、本当は違うということがしみじみと伝わります。
何か言われて瞬間にうまく言えない自分でも、
ず~っと愛されてきた…ってことを、忘れないようにしようと思います。
新しい人生を生きる…くらいの気もちです。
もしかしたら、一風変わった人になるかもしれませんが(笑)
私が心の底から子供のようにいられたら、そばにいる人が
私と一緒にいると幸せな気もちになれるのは間違いない!…って
そんな予感がします。
今日の1枚。
ちょっとぼやけてますが
実家のそばの神社で
写した 梅の花です。
神社といえば
母のお得意の話…
少し離れた所にある
『鹿島神社』に
怖いあまんじゃくがいて
泣いてばかりいると
私達をさらいに来る…
という話。
子供の頃は、心から信じていましたからね…
まったく! 父も母も変わっているんだから、
やっぱり変な子供に育つはずですよね。
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