« 身構えない心と身体が受け取るもの。ロルフィング体験記その① | トップページ | 婚活は、囲碁をうちながら…! »

自分の力を信頼し続けること。

遠い昔、児童学科で書いた私の卒論です。

自分には全ての物事について責任があり、
自分が決定権を持つと思う子供には援助行動が現れる…という
仮説について(幼稚園児に協力してもらって)卒論を書いたんです。

例えば…
絵を描いているときに、クレヨンが半分に折れたのは、
①自分が上手にクレヨンを使っていなかったから?
②もともとクレヨンがちょっと折れていたから?…という質問をして
自分が上手にクレヨンを使わなかったと考える子供の方が、
援助行動(他人に対する思いやり行動)をする…という話です。

ちょっと、ここからは、子供の話からはずれてしまいますが…

瞑想の先生は、、ある夏に私たちに向かって
『Responsibility』(責任)について、話をされました。

英語の『Responsibility』(責任)は、
『Response ability』、つまり問いに対する返答、回答の能力ということです。

何か物事が起こったときに、それに対応できる能力を持っている事が
責任がある…ということだと、先生は話されました。

つまり、自分が全ての決定権を持ち、自分に責任がある…と思う人は
今の状況を変えることができる力を持っているという、自分に対する
強い信頼がある…ということでしょうか。

英語の『Responsibility』には、
日本のように、責められるという概念はひとつもありません。

責任とは、うまく行かなかったときに、自分が責めを負うということ
ではないのです。

最後まで、自分を信頼し続けることに、どれ位深い意味があるか…
そして、自分を信頼することが、どんなに難しいことか…

私は、八方ふさがりになったときや、
何故か不都合なことが起こったときに
この先生の言葉を思い出します。

すると、不思議なくらい勇気が湧いてきて、過去でも未来でもなく
今、現在の自分と一緒にいて、自分を信頼して解決する…という
マインドの切り替えが始まります。

自分を信頼して、今の状況を少しでも心地良い方へ向けて対応する。
そのことを、途中でやめない限り、善い結果が現れる…と信じる。

一筋縄ではいかない、とても大きな修行だと思います。

今日の1枚。

090626友人が携帯で送ってくれたあじさい。

今は、どこを歩いていても
あじさいが花盛りです。

我家のあじさいは、ガクアジサイで、
春に植木屋さんが切りそろえてくれて
今年は、見事に咲きました。

明日、写真にとろうと思いますが、
雨が降っていないと
あんまり色っぽくないしなぁ~!

あじさいは、雨の中で、かたつむりが
一緒だと、素敵なんですけど…
今年はかたつむりに、会えませんねぇ。
いったい、どこにいるのかなぁ?

|

« 身構えない心と身体が受け取るもの。ロルフィング体験記その① | トップページ | 婚活は、囲碁をうちながら…! »

瞑想の先生から教えて頂いたこと」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 自分の力を信頼し続けること。:

« 身構えない心と身体が受け取るもの。ロルフィング体験記その① | トップページ | 婚活は、囲碁をうちながら…! »