身構えない心と身体が受け取るもの。ロルフィング体験記その①
私は、ほぼ日手帳を使っています。
6月21日の一言欄に、こんなメッセージがあったので
ご紹介します。
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あのね、どういうわけか、明らかに説教しやすい人と、
しにくい人がいるんですよ。
安心して「バカもん!」と言える人と、
壊れ物に触る様に叱らないといけない人がいる。
で、これはねぇ、ものすごい差なんです。
こちらから与えられる量も、その人が吸収できる量も、
ものすごく変わってくるんですよ。』
―― 岩田聡さんが『星空の下の仕事観。』の中で
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私、今、ロルフィングを受けています。
20年くらい前に、1度、アドバンスまでやっているので
今回は、それ以来ぶり、そして、色々なことを考えています。
身体のコアを背骨や肋骨などを調整した日に
自分の内側(心も含めて)が子供のように弱く、感じやすいと
思いました。
それは、もしかしたら、悪いことではないけれど
例えば父が亡くなるような、私のコアに届くような体験をすると
こん棒で殴られるくらい、とても辛いものになります。
父は、寝たきりでしたが、私のコアにあって、
大きな愛情で私を内側から強く強く支えてくれていたからです。
父が亡くなってから
私は自分の内側の弱さを、外側に構えをつくることで
一生懸命に補ってきたような気がします。
その結果、以前よりも身体に余分なものがついてきました。
それは太るというだけの感じではなくて、身体を守るための
何か殻のようなものだったようです。
それが、先日、ロルフィングを受けて、少ししてから、
自分の背骨と肋骨と骨盤とそして脚とで…みたいに、
私は、自分の力で自分を支えて人生を生きるのだ…
それが、一番本当に大切な事だと思いました。
外側は、どんなに柔らかくて、どんなことでも吸収するように
みえる。
けれども、私のコアは、とても強くてどんなことでも、
受け入れられる。
父の愛情が自分のコアを支えてくれているのは
父が亡くなっても、それは変わらない。
そして、私は自分の身体で、何も身構えずに
重力に逆らわずに立つのだ…と思いました。
だんだん年をとると、
本気で叱ってくれる人が少なくなります。
だから、身構えない身体としなやかなコアを持って、
安心して叱ってもらえるような自分でいたいと思います。
たくさんのものを与えていただく為に…
たくさんのことを吸収できるように…
また咲きましたね♪
義母の庭は、
ごちゃごちゃしてますが
なんだか愛情に溢れてます。
いろんなものが植わっていて
虫や蝶が飛び回ってます。
懐かしい
田舎の庭みたいです!
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