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刺激と反応の間にあるもの

以前、坂東玉三郎さんが太鼓の鼓童の人たちに話していたことです。

随分と、うろ覚えなのですが…

何か刺激があって、反応するときに
その中間にあるものがとても大切だ…ということ。

刺激があって、それから反応する(形になる)途中の通り道に
表現するものがあるのだ…といったような話だったように思います。

その中間にあるものを、大切に味わうことをしないと
無味乾燥なものになっていくような気がします。

人、それぞれの個性と言い換えることができるかもしれない。

最後の反応が隣の人と同じだとしても
それを通ってくる道筋が違うことを知らないと
とても独善的な判断や、思いやりのない言葉を発してしまう。

同じだということに安心しているだけでは
真の関係を作る事ができないかもしれない…。

誰かと同じ結果がでたとしても、
その結果を導き出すときのプロセスが違うことを、大切に…と
いう気持ちを、いつも持てるように…

心の奥のほうで、一人ひとり、自分だけの表現を忘れないように…

今、そのことをとても大事にしたい気持ちがします。

その気持ちを、大切に育てたいような気持ちがしています。

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