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指導碁

今日は、まゆこ先生に指導碁をして頂きました。

指導碁というのは、たぶんレベルによって違いがあると思いますが
私の場合は、打った場所について、そこが良い場所かどうか、
『どういう考えのもとに、打つ場所を決めたのですか?』…と聞いて頂き、
自分の癖を振返り、正しく打つためのものだと思います。

間違った手を打てば、それを続けると最後はどうなるのか…という
結果が見えるように、丁寧に説明してくださいます。

まゆこ先生は、プロ棋士ではありませんが、子供の頃から修行されて
アマチュアの高段位を持っています。

クラスの友人と一緒に、電車で帰るときに
『まゆこ先生に指導碁をしてもらうと、本当に勉強になるよね』…と
言われて、私もそうだなぁ~…今日は勉強になったなぁ~と思いました。

色々なことを教えて頂いたのですが、
囲碁は数学のように、答えがひとつだけというものではありません。

こんな風にも、あんな風にも考えられる…という感じ。

どの部分を自分の陣地にしたいかによって、どんな思惑があるかによって
次に踏み出す1歩が変ります。

行動する前に、どこへ進むのかを決めることが大切です。
大局観と言いますが、全体像を考えて、一歩ずつ進んで行くのです。

ウィキペディアによると、物事の全体像(俯瞰/ふかん/像)をつかむ能力。
多分に直感的なもので囲碁や将棋の世界では
コンピューターが対戦してくれますが、
コンピュータには、未だに実装不能な感覚なのだそうです。

もうひとつ、まゆこ先生の言葉で私に響いたのは、
『攻めて良いのは、自分にキズがないとき』。
勿論、キズを守ってばかりではいけないので、キズを守りながら
攻めていくことになります。

自分を大切にするようで、良い言葉だなぁ~…。

人生は、学ぶことが大切…と思ってきたけれど、
最後には、自分のゴールを達成する為に
勝つための設計が必要なんだなぁ~…と思ったりしました。
一歩一歩、丁寧に生きると言い換えても良いかもしれませんね。

最後まであきらめずに、自分らしい囲碁を打つことは大切だけど
自分の攻め方が、通用しないことがあること。

見極めがついたら、これ以上キズを増やさないように、
速やかに撤退する。(笑)

次の機会が巡ってきたとき(同じような形成になったときに)、
新しい学びを加えて、もう一度初心で挑むことが大切だということ。

人生と同じかもしれません。

それから、クラスの友人が、今まで勉強したことを、
もう一度自分で復習したら、それがとても自分の為になったと思う…と
教えてくれました。 偉いなぁ~…と感心して聞いていました。

前へ前へと進むよりも、今まで自分の習ったことを
確実に自分のものとすることが大切なんだなぁ~…と思いました。

さて、ここからはお知らせです。

10月12日(月祝)に六本木ヒルズで、囲碁フェスティバルが開かれます。

これは、囲碁の普及に努めているigo amigo という団体で、
若手囲碁棋士の方が、初めて囲碁をする人を中心に、
『こんなに囲碁って楽しいよ!』と色々なイベントが提供されます。

無料なので、是非遊びに来てください…と
まゆこさんも、王先生も、由香里先生もおっしゃっています。

私も、午前中は長原のヨガクラスですが
午後から六本木ヒルズに伺おうと思っています。

芝生で、囲碁を打ったり、特製のお菓子があったり、
そして、また新しい方と出会えることを思うと、とても楽しみです♪

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