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幼稚園で働いて感じていたこと

私が幼稚園の年長の先生をしていた時の話です。

ちょっとした実験のように、
長男長女・次男次女・混合と言う風に
3クラスが別れていました。

私が担当していたクラスは、次男次女クラスで
良い意味でも悪い意味でも伸び伸びして、
ちょっと羽目をはずすような子供たちが揃っていました。

例えば、
年長さんになると、ホールで大きい遊具を出して
大勢で遊べるようになるのですが、
何か問題が起こったときに、主任の先生が駆けつけると
長男長女クラスのメンバーは、責任をとるかのように
ちゃんと揃って怒られるのを待っている。

主任の先生いわく、
『先生のクラスの子供たちも遊んでいたようですが
私が行ったら、もう誰もいなかったですよ』

そうです… 次男次女は怒られないように、さぁ~っと逃げるのです。

彼らは、色々な意味で学んできた知恵があるので
そこは、すばしこいのです。

私は、そういうずるいやり方が嫌いなので、
『さっさと逃げるのは、ずるい。先生は、本当にがっかりした!
自分のやったことを、人になすりつけて逃げるのは、
人の道に反するのだよ!』…なんて、子供に向かって言ってました。

私が本気で怒ったから、真面目な顔をして聞いていたけれど、
実際のところ、子供たちに、伝わっていたのだろうか!(笑)

おおげんかをして、
(保育用語では、ぶつかりあい…と言うのですけれど)
『俺、あいつとはもう二度と遊ばない。
絶好だ!口もきかない!』と言って帰った子が
翌日になって、またその子と仲良く遊んでいる。

私も、可笑しいから、
『ねぇ…ねぇ… 昨日、もう二度と遊ばないって言ったよね』と言うと
『えっ!そんなこと言ったっけ?』なんて言ってケロリとしている。

一日一生懸命に遊んで、家に帰ってご飯を食べてグッスリ寝たら
今日あった嫌なことは、全部忘れてしまっている。

朝になったら、また真っ白なページが新しく始まっていく毎日。

子供のように、そんな毎日を生きられたら…と思います。

幼稚園で働いた時間は、
私の人生の中で、最高に素敵な年月だったと思います。

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