大記録の壁
今朝、関口さんが司会しているTVを見ていたら
【白鳳が69連勝の壁を破れなかった】という話題から、
【大記録の壁】という話をしていました。
とても面白かったので、思い出しながら書いてみます。
人間は、人ができないことは自分もできないと考える。
つまり、自分の価値を下げてしまう/ディスカウント/のだ…と。
実際は、自分が最大限にやっていると思っていても、
2~3割の力は残っているものです。
そんなことを大学の先生がおっしゃていました。
100メートル走の話の中で、
10秒の壁は何十年もの間破れなかったのに、
9秒9が出たら、あとはあっという間に差が縮まったことも、
例に出ていました。
大記録を誰かが破ると、
(誰もが出来ないと思っていることを、ある人ができてしまうと)
集団催眠から覚めるように、【たが】あるいは【枠】がはずれるのだ…と。
この話を聞いているときに、ひとつのコメントが心に残りました。
(実際の言葉通りではありませんが…)
人の枠をはずすことが、教育なのではないのか…ということ。
【可能性を開く】という言葉を人を育てる中でよく聞きますが、
それは【枠をはずす】ことでもあるのかもしれません。
まわりの人ができる…とか人ができない…という基準が
自分に枠を作り、可能性を狭めるとしたら、本当に恐ろしい。
自分をまっすぐに見て、自分の力を信じる気持ちを
どう育てていくか…
難しいけれど、大切に心に留めて、じっくり考えてみたいと思います。
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