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痛みの無い心と身体

私は、ヨガを教えているので、痛みについて敏感です。

初心者の方には、良い痛みと悪い痛みの説明を、こんな風にします。

『ヨガのポーズで、痛みが出ても、そのポーズを終えて痛みが無ければ
良い痛み、イタキモ(痛くて気持ちよい)という感じ。

もしも、ポーズが終わっても痛みが続いているようならば
それは悪い痛み。 今は、そのポーズはしないで少し様子を見ましょう。』

自分の持つ力以上のことをすると、身体を壊すことがあります。

身の丈の動きは、少々物足りないかもしれないけれど、
でも、実は自分の力一杯に動いていることなのです。

時々、身体ではなく心が痛むことがあります。
それは、今の自分以上の何か…今の自分ではない何か…が
現れているときなのだ…と思います。

今日は、スタジオの近くに赤ちゃんを預けて、
私のヨガクラスに参加してくださった方がいました。

私がマタニティから指導していた方なので、
赤ちゃんは、お腹の中から私の声を覚えていてくれて、(恐らく!)
会うとニコニコ笑ってくれます。

赤ちゃんの身体と心には、悪い痛みが無いのだ…と思います。

お母さんから離れていて、淋しくて身体が痛むほど泣いていても
お母さんに会うと、すぐにニコニコして幸せそうです。

私も、そんな風になりたい…と思います。

痛みは痛みとして、その瞬間はちゃんと体験して
その痛みが去ったときには、痛みを持たないものとして
存在すること。

赤ちゃんのように生きていくこと… それが、私のゴールです。

そして、できれば、私に関わってくださる方皆さんが
そんな風に人生を送ってくださったら…と願います。

もうすぐクリスマス…そしてお正月がきます。

どうぞ、今年の心と身体の痛みが良い痛みでありますように。
良い痛みとして、来年の成長へつながりますように。

そんな気持ちで年の瀬を過ごしています。

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