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谷川俊太郎さんの詩「ぼく」から

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写真の中にある男の子の若さ、強さ、しなやかさ… 

今の私に無いように見えても、確実に私の中にあるもの。

 

なにか見えそうで見えない、分かりそうで分からない。

それは、まったくのところ、居心地が悪いのですけれど、

この頼りなさは、子どもの頃の気持ちに似ています。

何が成長していくのか…

自分を信頼して、新しい自分を育てています。

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ぼく

 

ぼくはこどもじゃない

ぼくはぼくだ

ぼくはおとなじゃない

ぼくはぼくだ

ぼくはきみじゃない

ぼくはぼくだ

だれがきめたのかしらないが

ぼくはうまれたときからぼくだ

だからこれからも

ぼくはぼくをやっていく

ぼくはぜったいにぼくだから

なんにでもなれる

エイリアンにだってなれる

 

ちいさなかがやき 長谷洋海(写真)谷川俊太郎(詩)

 

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