頭で考えたこと、本で読んだことを身につけるということ
新聞記者さんとお話をしていたときに、
頭で考えたこと、本で読んだことを
どうしたら、身につけることができるでしょうね…という
話になりました。
身につくというのは、
その人の血や肉になること。
身体の中に浸みわたって、内臓にまで浸透するような
深い体験のことかなぁ~と考え始めたところです。
実際に身体を動かして、身についてしまえば
スキーや自転車にように、しばらくたっても
身体が主導してくれるような感じかもしれません。
私はスキーも自転車も子供の頃に覚えたので
頭から本を読んで身につけたことではないのだけれど、
頭でっかちな大人に自転車に教えるときには
どうやって教えるのでしょうね。
子供のときは、何度も転んで繰り返し練習している間に
どうにか自分の力でできるようになるけれど、
その間自転車やスキーが上手な人が
そばにいてくれましたね。
誰かが一緒に自分ができるようになることを
自分のことのように喜んでくれて、
きっと上手にできるようになるよと言って
励ましてくれませんでしたか?
今はできないけれど、
一人でできるようになったときの自分を想いうかべて
少し自慢したいような気持があったり、
ワクワクする楽しさがありませんでしたか?
何度も繰り返すことが、身につけることだけれど
自分一人でできるようになるまで
折れそうな心を支えてくれる人がとても大事だと
思います。
できるはずはない…なんて思わずに
自分の力を信じられること。
誰かが自分の力を信じてくれること。
そして、繰り返し身体をつかっていくこと。
これらのことが、身についていくプロセスの中で
大切さなのかなぁ~と思っています。
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