クリスタルクリアな風景

7/2 今日のすっきり!(クリスタルクリアなこと-満月)

インドでは、7月の満月は【グルプルニマ」と言って、
先生と弟子の完全な関係についてお祝いをする日です。

先生と弟子は、満月のように欠けることがなく
完全に充実しているように…という祈りの意味があります。

インドの7月はモンスーンの時期で、雨が続くのですが
私が滞在した年のグルプルニマには、美しい満月が見えたことを
思い出します。

今晩は外出していたので、グルプルニマの満月を眺めて、
インドのこと、先生のことを考えながら家に帰ってきました。

先生との関係が欠けることのないもの…で、ありたいと思います。

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シャングリラⅢを見ました♪

私は、ユーミンが好きです。
お友達でファンクラブに入っている人がいて、
その方のお陰でず~っとユーミンの舞台を見ています。

ユーミンは、私の青春とピッタリと重なっていて
ユーミンの歌を聴くと、その時代の自分が着ていた服まで
思い出します。

つい先日、シャングリラⅢを見てきました。
シャングリラⅡも良かったのですが、今回は更に素晴らしかったです。

シャングリラの中には、空中ブランコの舞台があるのですが
以前にも増して、更に感動して、ボロボロ泣いてしまいました。

空中ブランコは、役割がキチンと決まっていて
片方の人は飛んでくる人をホールドして、また投げ返します。

反対側から飛ぶ人は、相手に向かって飛び込んでいって
また自分の場所に戻ります。

それが、一定のリズムの中で何回も繰り返し行われます。

向こう側にいる人がホールドしてくれる事を信頼して飛び出すとき、
その勇気と思いっきりの良さに感動します。

そして、ホールドする人には、安定した力強さを感じて
また、不動であること、自分を信頼している姿に感動します。

私の心の深い部分に触れるもの、私を勇気付けてくれるもの…
そんなクリスタルクリアな風景のひとつです。

今日の1枚。
070710_1 おつかいの帰りに、道端に落ちていた
ノウゼンカズラの花です。

インドでは、今頃の時期に
青いノウゼンカズラがたくさん庭に咲いていました。

朝早く瞑想をして、食事に行く途中の道に散っていました。

そのノウゼンカズラを拾って、アシュラムの幼稚園に飾りました。
(インドで、幼稚園の先生のセーバをしていたことがあります)

懐かしい花です。

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本物を見る!

今日、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』を見てきました。

070612 以前このブログにも書きましたが、
私はベアト・アンジェリコの『受胎告知』が好きです。

ダ・ヴィンチの『受胎告知』のマリア様は、無表情な感じがして
あまり内側に響くものが無いような気がしていましたが、
今日、本物を見て、とても感動しました。

ダ・ヴィンチのマリア様から、既にキリスト(救世主)の母として
凛とした自覚を持った強さを感じました。

これから、自分の子供が神の子として生まれてくることに対して、
既にそれを受け入れてしまう強さ… 決意のような感じです。

そして、そのまなざしは天使を見つめているようですが、
本当は内側のしんとした場所に留まっているように思います。

何故、本物はこんなに心に響くのでしょう…

実際に自分の目で本物を見ることの大切さを、つくづく感じました。
本物に触れて生きていきたいなぁ~…

そして、ベアト・アンジェリコの受胎告知の本物を見に、
イタリアに行きたい…という気持ちが益々強くなった一日でした。

今日の1枚。
070612_ 上野の国立博物館の庭に咲いていた
『夏椿』です。ようやく咲き始めた感じでした。

これは、梅雨の頃、咲く白い椿ですが、
お茶を習っていた頃に、初めて名前を知りました。

私の大好きな白い花の一つです。

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自分のエネルギーを守る

以前、イギリス人ヒーラーのWSの通訳をしたことがあります。

その中で、一番印象深い話を書きます。

特定の誰かと一緒にいるときに、いつも元気がなくなったり
疲れたりするとしたら、それは、その相手から知らず知らずに
エネルギーを吸い取られているから…だそうです。

『ある…ある…!』と思いあたる人、いますか?(笑)

そういうときには、今の自分の身体をスキャンして、
エネルギーを吸い取られている場所を特定し、
(何となく分かるでしょう?…肩だったり、背中だったり…)
その吸い取り口を黄金のはさみ(イメージして…)で
根元に一番近い場所を(ここが大切です!)
チョキンと切り取るのだそうです。

その時に、大切なのは『有難う!』と言う事なんですって。
感謝して切り取ると、痛みが残らないそうです。

切り取られた人はどうなるかですって?
あなた以外の新しい人を探すから、大丈夫ですって…(笑)

私がそういう人を引き寄せているときは、必ず身の丈以上に
『良い人』を演じていますね。
自分がもらえるちょっとした褒め言葉などの代わりに
大きな代償を支払っているようです。

最初は小さい感じなのに、どんどん、心と身体が重くなってきます。
自分を大切にしていない感じ…なんとなく腹立たしい感じ…
そんな感じになったら、自分の振舞い方を見直します。

一緒にいて自分が元気になる人って、どんな人ですか?

人を勇気付けたり、元気にするパワーを持っている人…
そういう人と一緒に人生を送りたいと思いませんか?

そして、何よりも私自身がそういう自分でありたい…と思います。
これは、今日の決意です。

目から鱗が落ちるってこんな感じかなぁ~?
曇りがない…まさにクリスタルクリアな状態です。

今日の1枚。
070608 入道雲(積乱雲)
本当は写真を撮りたかったのですが、
上手く写せなくてウィキペディアの写真を
借りました。^^;

最近、晴れると
空に入道雲が現れるようになりました。
どんどん雲の姿が夏になっていくのを感じます。
まだ梅雨になっていないのに、不思議ですねぇ。

青い画用紙に、白いクレヨンでゴシゴシ描いたような
入道雲…いいですねぇ~!

実家の母は雷が大好きで、子供の頃に雷が鳴ると
『気持ち良いわねぇ~!』…の連発でした。

そういう訳で、私も雷は大好きです。
雷は心をスッキリさせてくれるからかなぁ~!

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好きな場所

目を閉じただけで、瞬間にその場所に移動します。

それは、インドのアシュラムにあるダクシンカシという
緑の芝生が敷き詰められた広いフィールドです。

夕方になると、セーバ(無私の奉仕)を終えた人達が集まってきて
ハタヨガをしたり、太極拳をしたり、自由に時間を過ごします。

私は、日の沈む頃のダクシンカシが大好きです。

インドの太陽は本当に燃えるように赤くて大きくて、
その太陽が沈むと、空は一瞬一瞬色を変えていきます。

そして、夕焼けとともに西から風が吹いてくるのです。

一日の終わりに、自分の中で味わえきれなかったこと、
腑に落ちなかったことが、その西風によって
清められていくような…そんな気持ちがします。

インドにいたとき、私自身と共に過ごす本当に大切な時間でした。

今でも時々、素晴らしい夕焼けを見ると、目を閉じただけで
一瞬にして私はダクシンカシに移動してしまいます。

もう一度、あの場所に行けるだろうか?…
そんなことを思ったりします。

今日の1枚。
070601  インドのアシュラムの玄関です。

中に入ると『願いを叶える木』が
植えられています。

初めてアシュラムに行って、受付を待っていた時に
知らないでその木の下に座って
『どうか…ここに1年滞在できますように!』と
願っていました。

インドに1年滞在できたのは、この木のお陰ですね。

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地球交響曲 第6番

月曜日の長原ヨガクラスの後で、スミコさんから
地球交響曲を恵比寿の写真美術館でやってるよぉ~!』と
教えてもらったので、見に行ってきました。

『全ての存在は響きあっている』と題して、『音』がテーマでした。

インドのラヴィ・シャンカールが最初に登場しました。
私は彼の生演奏を何度か聴いた事があります。
一回は私の瞑想の先生のお誕生日のプログラムで、
(アメリカのヨガアシュラムだったように思いますが)
ゲストとして演奏をしました。

その深い音色によって、身体中にバイブレーションが伝わり
すぐさま深い瞑想に入ってしまったことを覚えています。

映画の中でもインド寺院のプージャ(神様へ祈り)や、
ナーマサンキルタナ(チャンティング/神への賛美)があって
インドに対して懐かしい気持ちが湧き上がりました。

インドのアシュラムでインドの方と一緒に歌うと、感動します。
声が美しいとか、メロディが綺麗とか、そんな事でなく
彼らは音楽に陶酔しているのです。

そして、その音楽が自分自身を神聖なものへ導くという
文化/宗教観が根付いているのだと思います。


それから、ピアニストのケリー・ヨストの場面。
彼女がピアノで弾く『タイスの瞑想曲』が、突然流れました。
とても美しい優しい音色でした。身体中の力が抜けました。

私に『フルートをやりなさい…タイスの瞑想曲を吹きなさい!』
…そんなメッセージをもう一度受け取ったような気がしました。

まだ言葉にするのが中途半端なので、自分の中でもう少し
熟成するのを待って、もう一度書いてみたいと思います。

心からのお奨め映画です。

帰りにCDを買って、監督の龍村さんにサインして頂いて
(とても気さくな方でした…お孫さんとご一緒のようでした)
とても嬉しかったです。

今日の一枚。
070529 先日の『ど根性ベゴニア』が大きくなって
沢山の花をつけました。

少しの土と少しの水で本当に頑張って
綺麗な花を咲かしてくれました。

ノラ猫のチャトラ君も昨日はうちの玄関で寝ていたし
『自然の持つ力強さや生命力に敬意を!』…と
言われているような気がします。

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Poverty of Energy (エネルギー欠乏)

朝起きて、エネルギー不足だなぁ~と思ったときに、何をしますか?
朝起きて、何となくだるかったり、元気が無いときにすることです。

最近の私は、朝起きて窓を全開にします。家全体の空気を
全部入れ替えてしまいます。これが結構パワフルです。

私の住んでいるところは、朝早い時間には空気の中に緑の香りが
混じっています。都会なのに、朝だけは森のような香りがします。

アメリカにあるヨガの道場(アシュラム)は、キャッツキルという
山の中にありました。6月の初め頃には、母鹿と子鹿が
そっと森の中に立たずんでいる平和で、美しい場所でした。

朝早く起きて、朝食を食べる為に食堂まで15分くらい、
森の中を歩きます。

サイレントパスという『沈黙の道』を歩くのですが、
沢山の人が歩いているのに、太陽が出たばかりの森の中に
人の気配が吸い込まれていきます。

朝食を食べるまでに、心が静かになってしまいます。
そして、質素な朝ご飯が本当に美味しいのです。

あのときのような気持ちで朝ごはんを食べたいなぁ~…と
いつも思います。静かで、穏やかで、感謝した気持ち…。

今いる場所がアシュラムのようになること…
難しいけれど、きっとそれが最高の修行ですね。

今日の1枚。
070528_1429002 駅から家に帰る途中に、
沢山つぼみをつけた生垣があります。

昨日まで、ひとつも咲いていなかったのに
今日、ポツポツと咲き始めました。

何ていう名前の花なのかなぁ~!

毎日毎日眺めていると、自分の花のような気がして
花が咲いたことが嬉しくなるから、不思議です。

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魂に触れる歌声

『声の会』に参加してきました。

講師の近藤先生は、とても魅力的な方です。
その人らしさが最高に発揮されたときに『国際規格!』
そんな風におっしゃいます。

今日のテーマは『歌う事で自分の思いを表現する』こと。
上手に歌うことではなく、本当に心でその歌詞を感じて
それを声にして歌うということでした。

最後の課題曲は『アメージンググレース』でした。

私の父は、2月に亡くなったのですが
クリスチャンでしたので、沢山の賛美歌を歌った
お通夜になりました。

そのお通夜に音楽牧師のレニー先生が、英語で
『アメージンググレース』を歌ってくださったのですが
その唄を、父のお通夜以来初めて歌いました。

お通夜も告別式も、人前では泣く事はなかったのに、
歌が始まったとたん、涙が止まらなくなりました。

2度目に近藤先生が『輪になって近づいて歌いましょう』…と
おっしゃって、肩が触れ合う位の場所で歌いました。

それぞれのメンバーが、自分自身とつながって歌っているのに、
それが『自分/個人』を越えて、大きな魂の癒しになり、
私の心の静かな場所、神聖なクリスタルクリアの場所に留まりました。

今日の参加者のほとんどはコーチです。

目の前にいる人と、『共にいる』ことで
その人が自分の感情を味わうことに対して
コミットして、真摯な気持ちで毎日を生きている…
そんな人たちだからこそ、私の魂にまでまっすぐに
届いたのだ…と思います。

私の中の大きなエネルギーが動いた瞬間でした。

生きているというのは、感情を味わうこと。
エネルギーの動きをただ感じる事。
そんな素晴らしい体験をした時間でした。

私自身も、自分がコーチという仕事をすることで
人に何を差し出せるのか…という熟考のきっかけに
なりました。

生きているって、凄いことです!

今日の1枚。
070525 近藤先生に、
『歌をもっと自由に歌う為に何かアドバイスを
頂けませんか?』と聞きました。

『フルートを吹いてみたら?』とのこと。

私は高校生のときに、フルートを習っていました。
今、手元に何十年も吹いていないフルートがあるのです。

フルートのメンテナンスをして、また始めようと思います。
上手になってこの写真のような緑の多い場所で、のんびりと
『タイスの瞑想曲』を吹いてみたいと思います。

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気持ちを味わう

何が理由か分からないけれど、気持ちがモヤモヤすることが
あります。水の中に墨汁を1滴いれたような感じです。

透明で透き通っていれば、はっきりと見えるはずのものが
見えないのです。

そうなると、本当につまらない。
本を読んでも心に沁みてこないし、人の心も感じられない。

『今どんな感じなんだろう?』…ひとりで繰り返し心に
聞いてみます。気持ちを言葉にしないで、そのまま…
気持ちを別のものにそらさずに、静かに黙って座ります。
外にある花を眺めながら…。自分の内側を感じてみます。

そうすると…心の深いところ、シンとした場所で、
誰かが喜んでいるのです。私を観察している誰か…

『私を大切にしてくれて、どうも有難う!』
そんな風に誰かが喜んでくれるのです。

私にとって、気持ちを味わう…って、そんな感じです。

今日の1枚。
070522 今日は、実家に行きました。
これは私の兄が、種から育てた
いちょうの木です。

私の兄は、町医者です。
若い頃から森で種を拾って きて、
植木鉢で木を育てています。

気の利いた言葉はまるで言えませんが(笑)…
決して人を追い込まない、心の優しい人です。

兄の病院のHPを紹介します。自己紹介のページを
どうにかして充実させれば良いのになぁ~と…
思っています。でも、それも兄らしい感じです。

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突然の雨

インドにいた1年間、半分は雨が降っていました。

モンスーンは6月頃から10月の終わりまで続きます。
モンスーンが始まる前に、全ての革製品をパッキングして
旅行カバンの中に密封します。

そして、皮製の物をビニルの持ち物に変えます。
ヴィルケンシュトックのサンダルはインド製のビニルのサンダルに
お財布もバッグも全てパッキングして仕舞いこみます。

そして長い長い雨が始まります。その間、緑が濃く深くなります。

半年の間、太陽が出る事はありません。
勿論曇り空になる事はありますが、晴天というわけにはいきません。

くじゃく雨。象雨。ねずみ雨。いろいろな種類の雨が降ります。

今日は、突然の雷雨でした。雨が降ると、
時々自分がインドにいた時のような気持ちになります。

自分の成長の為に滞在した1年間…
その若い頃の自分を懐かしく優しい気持ちで思い出します。

070514 今日の写真は新緑の葉っぱです。

空を通してみると、葉っぱはとても
伸び伸びと濃い色に見えてきます。

明日は、どんな一日になるかなぁ!

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